2022年度 立教大学出版会?出版助成採択作品紹介

立教大学

2023/08/07

トピックス

OVERVIEW

本学では、「立教大学出版会」としての助成と「立教大学出版助成」制度を設けています。「立教大学出版会」は、本学の学術出版活動と学術広報を主目的に、研究?教育ならびにアカデミックステイタスを向上させることを趣旨として2001年に発足しました。キリスト教に関わる教養書?専門書、高度な水準にある学術研究書、学問研究への導入となる特色ある教科書などを対象とし、立教大学出版会として出版しています。「立教大学出版助成」は、学術研究の成果を公開するために刊行する出版物に対し、出版に必要な経費の一部を助成しています。

立教大学出版会

『心理療法が宗教になるとき—セラピーとスピリチュアリティをめぐる社会学』

『心理療法が宗教になるとき—セラピーとスピリチュアリティをめぐる社会学』
小池 靖/著(立教大学社会学部教授)
発行:立教大学出版会 発売:2023年3月
価格:3,080円(税込)

グローバル化?IT化が進展する中で変わる現代人の精神状況や、「現代の宗教」として捉えた場合の心理学、心を癒やす営みが時にスピリチュアルな様相を帯びる理由など、社会に浸透する心理学的発想について個々の現象を多角的に考察。現代社会の変容に迫るとともに、「セラピー文化」や「心理主義」と呼ばれる社会の一側面を検証します。

立教大学出版助成

『学歴獲得の不平等—親子の進路選択と社会階層』、『音楽の方法誌—練習場面のエスノメソドロジー—』

(左)『学歴獲得の不平等—親子の進路選択と社会階